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My Monolugeのページ

My Monologue

これまでメルマガに掲載しておりました〝Mini Monologue〟をここに統合いたしました。気軽に読んで頂きたいと思い、あまり長くならないように文字数を考えて書いています。そして、花や植物の〝写真付き独り言〟になりました。

写真は昨年から開始したツイッターに投稿したものが中心となっています。独り言は写真に因んだもの、撮影の時に思ったこと、起こった出来事、あるいは写真から連想された全く関係ないと思われるようなものまで、気楽に書いていきます。写真と共にお楽しみ頂ければ嬉しいです。

これから写真も追加してゆき、順次統合を進めていきますのでご期待ください。

もみ手の写真

更新日:2021/07/31

もみ手

「もみ手」というと皆さんはどんなことをイメージされるでしょうか。多分、ですが、一昔前の商人がお客様に対する場合の仕草、或いは、ゴマスリ社員が上司へ阿りをしている…

吉川英治・「新・平家物語」の写真

更新日:2021/07/31

吉川英治・「新・平家物語」

吉川英治作品を初めて読みました。勿論、昭和を代表する大作家である事は十分承知しておりましたが、この年齢になるまで何故か読んでいなかったのです。吉川英治という文壇に対…

樹海点景の写真

更新日:2021/07/28

樹海点景

昨年(2019年)12月24日のサイトオープンから早くも半年以上が経った。配信用の映像やサイト内で使用する写真の撮影はその年の9月から始まっていたが、週1回ペースでの撮影ロ…

アレ・ソレ・ナニの写真

更新日:2021/07/28

アレ・ソレ・ナニ

先日、ある喫茶店で一休みをしていたときのこと。隣のテーブルに座っていたお年を召した男性が、思い出したように上着のポケットからスマートフォンを取り出してどこかに電話を…

中途半端なの写真

更新日:2021/07/28

中途半端な

この頃の世の中は自然界も人の世も、何かにつけて極端になっているように思う。雨が降れば〝これまでに経験したことのないような〟大雨になったり、風が吹けば、これも〝これま…

赤塚不二夫さんのことの写真

更新日:2021/07/28

赤塚不二夫さんのこと

長い間気にかかっていた事があったので、赤塚不二夫さんのことについて少し調べてみた。赤塚不二夫さんといえば、あの「天才バカボン」。この漫画が少年漫画週刊誌やTV化さ…

マイ・バッグの写真

更新日:2021/07/28

マイ・バッグ

7月1日からスーパーマーケットやコンビニエンスストアを始めとして、いわゆる「レジ袋」というものが有料になった。気早くも、このこと有りとばかりにレジスター付近に携帯用の…

花の首飾りの写真

更新日:2021/07/25

花の首飾り

「花咲く 娘たちは、花咲く 野辺で ひな菊の 花の首飾り・・・」。(「花の首飾り」ザ・タイガース)昭和40年代、中学生時代をGS全盛期の真っ只中で過ごした私には、〝花の首飾り〟というと…

春日山にて

10月25日に奈良で「井上堯之三周忌~時は流れて~」のイベントを行いました。本来ならば5月の開催予定がこの状況下。10月の開催も危ぶまれておりましたが、既にご予約下さっている方々もいらっしゃるとのことで感染対策を十分考慮した上で無事、終わる事が出来ました。客席は収容人数の50%に制限されていましたし、まだまだ用心が必要だと言うこともあり、正直お客様の数としては・・・でしたが、皆さん全て顔馴染み。いつも来てくださるメンバーが揃った、という感じで、これはこれで和気あいあいの良いイベントとなりました。

>p>奈良、という場所は言うまでもなく長い歴史を持つところです。それだけに〝観光地〟と一言で言ってしまうのは、少々気後れするような、申し訳ないような気持ちになります。勿論観光地であることは確かなのですが、同じく古い歴史を持つ京都とはまた違う趣があり、とても好きな場所なのです。それは言ってしまえば一度〝都〟として遷都されながら長くは続かなかったことや、その歴史あるが故にどこか侘というか鄙びた感じを受けるせいで、華やかな京の都とは対極にあると感じるからかも知れません。ですが、奈良は過去には一大宗教都市として栄えた歴史があります。8世紀のほぼ9割が奈良に都(平城京)があった期間になります。そして南都六宗、いわゆる奈良仏教が栄えていたのです。まだ日本に仏教が伝来して150年ほどしか経っていない時期、仏教は日本人にとってまだ馴染みのない〝新興宗教〟だったでしょう。そしてその形もプロ仕様。庶民的なものではなく、僧侶は勢い専門的で教義を探求する学究集団でした。その後の平安時代に栄えた、大衆の味方、ではありません。折しも中国では唐の時代の真っ最中。平城京も唐の都を模した、ということです。遣唐使も奈良・平安時代を通じ、20回近く派遣されました。遣唐使として有名な空海や最澄が入唐したのは京に遷都された後でしたが、奈良時代には鑑真が数度にわたる渡航失敗の末、日本にやって来ています。東大寺の大仏建立も奈良時代。時代としては短いながら、その後の日本の仏教の基礎ができた大切な時代だったのです。

イベントの翌日、そんなこんなを想いながら春日山辺りを撮影して歩きました。奈良の鹿はフレンドリーです。駐車場に車を停めると近寄ってきて食べ物をねだります。鹿君はシカせんべいを貰えるかと思っていたのでしょうが、こちらが手にしているのは人間の餌のおにぎりしかありません。よぉく説得したのですが、車の横で粘ること粘ること。折角なので、鹿君にモデルになってもらってアップを撮影させてもらいました。暖かい陽射しに気持ち良さそうな鹿君・・・と思ったらツノが無い。鹿嬢でした。〝ミスターレディ〟で無い限り。ごめんね。

2020/11/22

日光中禅寺

冒頭にも書きましたが、奈良の正倉院展が現在会期中です。72回目となる今年はコロナ禍の中での開催ということで、全てが前売券で、しかも日時指定となっていますがそれでもこの稿を書いている今日、前売券は完売しており当日券は無し、という盛況ぶりです。1500年近い時を超えて、今尚確かに伝え続けられている文物を間近に見られる訳ですから当然といえば当然のことなのでしょう。遠く中東の地から遥々やってきた敷物や当時の武具など、興味は尽きません。

と、ここで日本の文化についてほんのちょっとだけ考えて見ました。「文化」と一括りに言っても正倉院御物のような古いものに限った事でないのは当然のことですね。時代によって新たに生まれた〝習慣〟が育って〝文化〟となったものもあるでしょうし、これから育ってゆくものも出てくるでしょう。では、それらが育って行くために必要なこととはどんな事なのでしょうか。

世界中の国々がどんどん近くなっている現在、人が使える時間は感覚的に短くなっているように思います。そんな中に居れば生活に必要なものを優先してしまう、という具合にならざるを得ないとは思います。が、本当に大切にしなければならないものと生活に必須なものは別モノなのだ、ということを忘れてはならないでしょう。生活に必須ではない物が、実は人間の心を潤すに不可欠な物だったりするのです。それらを如何に見出し、理解し、守っていく心の余裕があるかどうかで、文化が育つか枯れてしまうかの分かれ道となるのだと思います。文化が健全に育つということは、国が健全であることに繋がると思うのです。

ヨーロッパなどの古い歴史を持つ国々では、自国の文化を非常に大切にしていると感じます。それは自国の文化に対する深い理解があり、それが国民的レベルでそうなっているのです。為政者と国民との自国の文化に対する意識の高さと誇りを感じさせられます。

正倉院展などの特別展の時のみならず、文化というものは何ぞや、と改めて思う機会が増えれば良いかなぁと思う昨今です。

2020/11/01

コロナウィルスが世界を席巻し、その中でも真面目にマスク着用やソーシアル・ディスタンスを守り続けている日本でもまだまだ終息の時が見えない中で開始された「Go To Travel」。ひとり蚊帳の外だった東京でもやっと解禁された後にやって来たシルバーウィークも終わりました。渋滞の高速道路や観光客が〝どっと繰り出した〟各地のニュースを久しぶりに見た先日でした。

経済活性化を目指すという目的だったはずなのですが、普段から比較的リーズナブルな料金を提供している宿泊施設ではほとんどその恩恵は感じられず、高級ホテルや高級旅館に予約が集中しているなど、どうも彼方此方で思惑違いの状態があるようです。「この際〝普段は泊まれないような高級ホテル〟に宿泊しよう」、ということは人情としては解りますが余りにも露骨なような気がして、「庶民的な旅館、頑張れ!」と応援したい気持ちになってしまいます。

元々怠け者の私は、Go To Travel の利用方法が判りにくい、などと言う話を最初に聞いてしまったせいか、面倒な手続きに恐れをなし、ズボラを決め込んでいまだに利用方法を知りません。それに高級ホテルに泊まるなら、フトコロ具合がそれに耐えられる環境になっているときに利用したいと思う気持ちの方が強くて、積極的に調べる気持ちにもならないのでしょう。

スタート時点から判りにくいルールという話が出る、または、旅行業者が対応に右往左往するという状況が起こるのは、どう見ても準備不足の見切り発車的な感じが付きまといます。同じ宿泊業者の中で予約量に温度差が出てしまうのは気の毒な事だと思うのです。それも業者側の営業努力とは無関係な部分での話ならなおのこと、準備期間をとってルールを整備・徹底してからスタートして欲しかった思いが強くなり、いつか何処かに歪みが出ないかと余計な心配も心をよぎります。いや、もう出ているのかも知れないですね。
 そんな中でのGo To Travel 東京解禁。〝お得〟な部分にだけ目を奪われてしまうのは何だか宜しくない気がする今日この頃です。そこまでやるか?と言うような思いきった企画を考え出して、独自のサーヴィスを提供するところもある、などと言うニュースを見るとやっぱりそれも何だかヘンだな、と感じてしまうのは、私がヘンなのでしょうか・・・。

2020/09/25

見通しが悪い道

迷い道

お盆だから、という訳ではないのですが・・・。ふと思ってみたことです。

 長い道のりを西に向かう旅人が歩いていると、突然目の前に二つの河が出現する。南には火の河、北には水の河。二つの河幅は果てしない。その間にわずか幅が四〜五寸(12〜15センチ)ほどの一筋の白い道があるのみだ。白い道には南北から火と水が迫り、東へ引き返そうにも盗賊や恐ろしい獣が迫っている。逃げるためには白い道を通るしかないが、あまりにも細くて、心もとない。その時、東の岸からためらうことなくこの道を進めと声がする。と、西の岸からも躊躇わずにまっすぐに来れ、と叫ぶ声がする。この人は、東と西からの声に励まされ、脇目もふらずにその道を信じて進んだところ、間も無く西の岸に辿り着くことができたのだった。

 これは「選択本願念仏集」(法然上人・著)に収録されている喩えの一節です。お分かりのことと思いますが、火や水や盗賊や獣などは、人間の心に起こる怒りや貪りの心や憎しみを喩えたものです。貪りや怒りの心は盛んなので、水や火に喩えられるのですが、その中にもほんのすこしだけ、微かですが、真っ当な正しい心も存在しているとして喩えられるのが、この幅四〜五寸ほどの白い道なのです。しかし、火と水が荒れ狂う河の真ん中の、僅か四〜五寸ほどの道を行くには勇気と信念と覚悟が必要になるでしょう。それは、何かをする時、真っ当な正しい心を持ってすることはなかなか難しいものだ、ということをも伝えてくれているのです。なし難い事よりは、楽な方法を、また、自分の有利・不利を優先しようとしてしまうのが、私たちの正直な心なんだと思います。

 人の世にいつも存在する、避けては通れない争い事、迷う事、などなど。その中にあっても常に、通るには困難な〝白い道〟は存在しているのだと思います。通るには大変ですが、たとえ通れなかったとしても、〝白い道〟がある、ということを思って過ごしていきたいと考えた、今年のお盆でした。

 ですが・・・。難しい・・・のですよね、私のような凡人には。

2020/08/15