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更新日: 2021/06/27

Tシャツ 赤のおはなし

Tシャツ 赤のおはなしの写真

Tシャツの前面にプリントされた、LP「Watermind」のジャケットイメージデザインは「赤」。

唐突ですが、「赤」とは何か、と聞かれた場合、皆さんは何と答えるでしょうか。赤は赤だろう!って、それはそうなんですが。普段何気なく使っている簡単な言葉、例えば「上」とか「下」を説明するとしたら、どう説明しますか?。的確な説明は案外難しいと思います。ということで、ここでは「赤」というものについて愚考してみました。

赤は勿論、色彩の一つを表す言葉です。ですが、自分が今見ている赤がどんな〝赤〟なのかを他人に正確に説明することは恐らく不可能でしょう。それは相手が見ている赤がどんな〝赤〟かを、正確に知ることが出来ないことの裏返しだからですね。考えても解り得ないことを考えるのは止しておくことにいたしますが、その回答を得ることよりも、〝判りようがない事がある〟という部分を心に留めておくことの方が大事なのかも知れません。

人間の目は、色彩の中では赤色を一番認識出来るようになっているとの事です。また、赤には赤信号がそうであるように、禁止や停止をイメージさせるのも、注意喚起の効果が高いためでしょう。文中で特に注意を促す部分を示す場合も赤い字にしたりしますね。そのほかにもパトカー、救急車など緊急自動車の赤色灯も注意喚起のための〝赤〟なのでしょう。

では、心理面ではどのような効果をもたらすでしょうか。赤はとても強い色であるため、興奮度を増す、気持ちを高揚させてくれる効果がありそうです。赤からは、熱や炎、太陽の色などのエネルギッシュなイメージが浮かびます。心臓を表す色として、また、血液も赤ですね。人間が生きてゆくための活力を表す色、なのかも知れません。

赤を「アカ」と書くと、少々政治色を感じる様子になりますし、「あかあか」とすれば、何となく暖かみを感じます。〝あかあかと燃える暖炉〟、とか。

新しい命を得た嬰児は「赤ちゃん」、還暦のお約束は「赤いちゃんちゃんこ」。十干十二支を一巡した還暦は、また新しい生命である赤ちゃん、つまり十干十二支の最初に戻るから赤いちゃんちゃんこ、かも知れませんが、生命エネルギーのイメージがある為かとも思うのです。私の勝手な想像ですが。

成熟を表す赤もあります。真っ赤に熟れたトマトや林檎。その反面、紅葉の赤は衰退の色です。そして「夕陽が泣いている」の夕焼けは〝真っ赤な別れの色だよ〟でした。

と、ここまで赤の他人に、知ったかぶりの赤談義、真っ赤な嘘と見破られて、赤っ恥をかかないうちに退散することにいたしましょう。はい、お後がよろしいようで・・・。

初稿: 2020/01/12

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