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更新日: 2021/06/17

なかなかやるね、日本人

なかなかやるね、日本人の写真

自由というもの、個人主義というものを間違えて身につけてしまったとしか思えないような人たちの増殖にウンザリしていた今日この頃ですが、いやいや日本人、満更捨てたもんじゃないと思える光景に出会いました。

つい先日、不要不急の外出をつとに控えなければならないこの時期に、どうしても芝・増上寺の近くまで出向かなければならない用件ができました。最寄りの駅までは地下鉄ばかり、二度の乗り換えがあります。マスクは勿論、バッグには携帯用のアルコールスプレイを忍ばせ、いざ地下鉄へ。本来なら駅にはまだ通勤ラッシュの名残が残っているはずの時間帯ですが、そのわりには比較的空いていました。車両に乗った瞬間、違和感を感じました。〝空き方〟が何だか変なのです。座席の状態が違和感の原因でした。座席には律儀にきちんと一人分ずつ間隔を空けて乗客が座っています。その余裕のない車両では座らずに立っているのです。一人分ずつ空いている空間が妙な違和感になって伝わって来たのでした。(へぇぇ、結構やるじゃないの。日本人、偉い!)真面目にそう思いました。私のように電車に乗ることが滅多にない者にとっては新鮮な感動だったのです。以前のメルマガで、スーパーのレジ行列について触れましたが、今では否応なく床に貼ってある線の通りに並ばせられています。お陰でレジと商品棚の間もスイスイ通行できます。ここでも買い物客は黙って線のところで、前にも詰めずに大人しく並んでいるのです。この線はいっそのことずっと残しておいて欲しいと思いながら(やれば出来るじゃないの)ここでもそう思いました。海外メディアが日本の感染率の低さを驚異的だと言っているのも納得です。ところが・・・。居ました、居ました、自由・個人主義を間違えたままの人たちが。開店しているパチンコ屋に並んでいる輩。インタビューにも平然と「自分は若いし」とか「家に居てもすることないし」と、ほざいていらっしゃる方々。(アンタが感染するのは自由だけど、その先を考えられないの?)

責任の伴わない〝自由〟はありません。自由とは本来厳しいものです。自分の頭で考えて、判断して、決定し、行動した結果には責任を持たねばならないのですから大変です。開店しているパチンコ屋も、砂糖にたかる蟻のごとく並んでいる客にも呆れる他ありません。何をか言わんや。

今、医療現場で起こっていることを思う時、一握りの人たちからの影響が〝蟻の一穴〟にならないように、と祈るばかりの昨今です。

初稿: 2020/05/02

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