阿迦奢ロゴTシャツ
のご紹介

阿迦奢ロゴTシャツの写真

インパクトのあるロゴで注目を集める

阿迦奢ロゴTシャツ

ラウンジ名候補の中から、選び出された「阿迦奢」。ラウンジのイメージを空間の拡がり、としていたのでそれに叶う候補を考えた中の一つであった。阿迦奢(アーカーシャまたはアカシャ)は、サンスクリット語で〝虚空〟の意味である。同語は古いインドの言葉であり、ロゴを考える時にインド的な蓮をあしらった。配色もスタッフで相談しながら完成した、Amix-Sounndoworks 完全オリジルTシャツである。

阿迦奢ロゴTシャツ
〜このTシャツについて〜

当サイト「阿迦奢らうんじ」オープンにあたって、オープン記念の商品を何か作りたい、と思いついたところから企画されたTシャツです。ラウンジ会員様へ発行しているウェブ会員証のロゴを基本にデザインし、ワンポイントとしています。

ラウンジ名を「阿迦奢」としたことから、ウェブ会員証の基本デザインは〝蓮〟のモティーフと直感していました。そのウェブ会員証に使用した、線で描いた蓮をベースにTシャツにふさわしい、シンプルなロゴにデザインしたのがこの「阿迦奢ロゴTシャツ」です。

Tシャツの地色は既存のTシャツと重ならないブラックとしました。線描きのハスは白、〝阿迦奢〟の文字は地色と相性の良いゴールドで、ワンポイントながら図案が引き立つよう、スタッフで相談しながら考えました。

このオリジナルTシャツが納品されて来た時、ほぼ想い通りの仕上がりになっていた事がとても嬉しく、こうしてご紹介できることを喜ばしい思いでおります。

サイズに関しましても、既存TシャツでLサイズのご注文が比較的多かったことを考慮し、4サイズ展開となっております。但し、本Tシャツは、アメリカン・サイズとなっておりますため、通常お召しになっているサイズより、ワンサイズ下をお選び頂くとよろしいかと思います。サイズの選択は、「サイズをお選び頂く際のご注意」をご参考にして下さい。

Amix-Soundworks完全オリジナル商品・第一号である「阿迦奢ロゴTシャツ」。皆様に是非、お召しいただきたく思っております。

阿迦奢・豆知識
〜そもそも〝阿迦奢〟って何?〜

ラウンジ名にもなっている〝阿迦奢〟って、そもそも何のことでしょうか。恐らく普段はあまり耳にする事のない、馴染みの無い言葉だと思います。「阿迦奢」と書いて「アーカーシャ」と読みます。インドの古代語であるサンスクリット語で「虚空」を意味する言葉です。これが仏教東漸によって中国にもたらされ、漢音写されたのが〝阿迦奢〟なのです。Amix-Soundworksの中心である「空間音楽」を、虚空のイメージに重ねてラウンジ名にもした事から、オープン記念商品としてこのTシャツのロゴといたしました。宗教的な事ではなく、インド文明の一つの考え方として捉えています。

サンスクリット語はラテン語と同様、現在では学術用語としての存在となり、一般では使われていない言語になっています。

さて、サンスクリット語で言う「阿迦奢」=「虚空」とは、インド思想に現れる「五大(ごだい)」の一つである〝空(くう)〟の事です。五大とは、宇宙に存在する万物は、五つの要素で構成されていると言うインド古来の考え方に基づくもので、地・水・火・風(ふう)・空の五つを言います。実はこの五つの要素は、現在も私たちの身近なところに見かける事ができるのです。お寺などで良く見る、石を五つ重ねてある〝塔〟。正しくは〝五輪塔〟ですが、これは古いお墓の形だったのです。主に密教系の宗派に伝わったものと言われ、地・水・火・風・空を意味しています。そしてそれぞれの形も積み重ねる順番も決まっていて、下から地は四角形、水は球形、火は三角形、風は半月形、空は宝珠形などが基本になっています。そしてこの石塔の外側の線をなぞって、型取ったのが〝卒塔婆〟のあのギザギザなのです。因みに卒塔婆というのは、サンスクリット語で〝ストゥーパ〟、〝塔〟の事です。これも中国に渡って漢音写され〝卒塔婆〟と表記されるようになったのです。

阿迦奢の意味する「虚空」の世界。ルーツは遥か古代のインドにありました。

井上堯之は〝仏文科〟?
〜説教ライブ??の思い出〜

この商品には直接関係のないお話になってしまいますが・・・。

一年半の小樽滞在から引き上げて来てからの約2年弱という期間、釈尊と仏教文化について猛烈に勉強した時期がありました。あるキッカケで、本当の釈尊像に出会った事からそれが始まったのです。ここでも念のために明記しておきますが、井上も筆者も特定の宗教信者ではありません。ただ、古代インドの〝ものの考え方〟に感心し、大いに気に入っている、という事なのです。

その頃、釈尊の説諭していた言葉に最も近いとされている経典(原始仏典と言われているもののうちの一つ)の翻訳本を読んだ時から、井上は釈尊に夢中になりました。それまで抱いていた一般的な釈尊のイメージとは全く異なって、歴史上に生きた哲学者・釈尊に巡り合ったから、なのです。そしてその勢いを駆って、一般経典の翻訳本も読みました。主に浄土宗系の根本仏典でしたが、そこに繰り広げられる阿弥陀思想とも言える考え方に感心していた時期があったのです。

そんな時、ある土地でレストランを借り切ってのライブがありました。何曲かを披露した後で、MCになりましたが、折から釈尊と仏典の勉強をしていた事もあり、何を話しても口をついて出るのは、仏教的な話題になります。MCが進めば進むほど、いかに釈尊は優れた〝哲学者〟であるかを熱く語るのですが、客席からは「なんだか寺で坊さんから説教聞いてるみたいだな」の声が・・・。〝抹香臭い〟ライブは、その後もしばらく続くことになりました。

〝仏文科〟といえば、フランスの言語や文学・文化を専攻する学科ですが、井上堯之は〝ぶつぶんか〟の方でした。仏はフランスの事ではないのです、仏陀の〝仏〟・・・。