“Goods and Nature001”
のご紹介

自然とグッズとの出逢い
〜大いなる自然の寛容〜

太古から続いて来た〝自然〟は大らかです。例えそこに何が侵入してきたとしても何も言わず、黙って受け入れる度量を持っています。

この「Goods and Nature」シリーズは、そんな自然の大きな懐を借りての作品です。

人の手のあまり入っていない自然の中にTシャツやキャップをそっと置いてみる。自然がそれを受け入れてくれる。そして撮影が始まります。

云わばこのシリーズは、自然の〝寛容〟に依って出来上がって行くと言っても良いでしょう。その寛容さと撮影者の呼吸がシンクロする「Goods and Nature 001」を鑑賞して頂きたいと思います。

〝風の道〟に誘(いざな)われて
〜ステレオ楽曲版〜

澄んだ水の流れの内に。あるいは雨に濡れる樹林の枝に。そして光の粒子を散らす滝をバックに・・・。グッズページでお馴染みのTシャツやオリジナルロゴキャップを自然の中に置いて撮影した「Goods and Nature」シリーズの第一弾です。

自然の中にTシャツやキャップを配した、センシビリティ溢れる作品。時にテンポ良く、そしてまた緩やかに映しだされる映像に流れる楽曲は「Wind Road」(井上堯之:作曲・演奏)です。

Wind Road(風の道)に寄り沿うように、映像は自然が織りなす色彩と、点景となるグッズの佇まいを捉え、自然とグッズが溶け合って一つになって行きます。

この作品にはバイノーラル版はございませんが、「Nature Series」や「Guitar and Nature Series」とは一味違う刺激的な編集で、エキサイティングな時間をお楽しみ下さい。

静寂の中での撮影
〜雨の樹林の中で〜

作品後半の、消え残る雪が春の訪れを感じさせる樹林はその日、雨に降り込められていました。

点々と残る白い雪、緑が燃える時を待つ樹々の枝、厚く堆積した落ち葉、全てが降る雨に静かに濡れている世界です。

時折聞こえてくる野鳥の声のほかには、音を立てるものもありません。移動する撮影者と筆者の足元で音を立てるはずの落ち葉も、雨に濡れて沈黙したままです。

撮影者も筆者も樹々も、苔むした岩も雪も落ち葉も全てが等しく雨に打たれて、静寂の中にカメラの作動音すら聞こえてきそうな静かな撮影の1日でした。

Goods and Nature001

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